矯正歯科の治療の流れ
矯正治療を検討されている方は、まずは気軽に初診相談を受けてみてください。
可能な治療方法をいくつかご提案させていただき治療をすすめます。
治療期間は個人差がありますが、矯正装置をつけてから2〜3年くらいです。子どもや若年期の矯正治療は、歯の動きも良く、大人より早く終わります。
※費用の目安は70万円〜90万円
- 検査 口中や顔の写真を撮る、歯やアゴの骨のレントゲンを撮る、歯型をとる、顔と口元のバランスを見る、噛み合わせを見る、下アゴの動きを調べるなどの検査。
- 検査結果の説明・診断
結果が出たら、治療方針を決定。 医師の説明をよく聞き、疑問に思う点があれば、その場で解決をしましょう。
(1,2で数週間)
- 矯正前の治療抜歯
先に周囲の歯のむし歯や歯周病の治療、抜歯を行ないます。
- 矯正治療開始 様々な目的の装置を装着します。治療内容によって、数種類の装置を、時期を分けて装着する場合があります。
(3,4で数か月〜2年程度)
- 矯正装置装着 歯が動いて歯並びがキレイになったら、元に戻らないようにリテーナー(保定装置)をつけます。歯が新しい位置に安定するまでは必要です。リテーナー装着時も、数ヶ月に1度の割合で通院し、歯並びの状態をチェック。
- 治療の終了 矯正治療が終わっても半年〜1年に1度の定期検診を受けて、せっかくキレイになった歯並び、噛み合わせを維持しましょう。
(数か月に1回チェックを行います)
金属のワイヤーが気になる方へ
マウスピース矯正
当院では今まで歯の表面にブラケットと呼ばれる小さなチップをつけて、それにワイヤーを通して歯を並べる『ワイヤー矯正』を主に行ってきました。
これに対して最近、『マウスピース矯正』と呼ばれる方法が少しづつ広がってきています。マウスピース矯正は、その名の通り“マウスピース型の矯正装置(アライナー)”を歯に装着して矯正を行います。
透明で目立たないため、装着していることがわからず、見た目にストレスを感じない。(スポーツや音楽をする人向けです)
自分で取り外しが可能なため、食事中には矯正器具を外して自由に食事をすることができる。
また、普段通りの歯磨きができるため、口腔内を清潔に保ちやすい。
3次元治療計画ソフトウェアを通じて、治療開始から完了に至るまでの歯の移動を、コンピューター画面上で画像および動画として確認でき完了の予想ができる。
(治療に対するモチベーション向上につながる)